そんなものにはあまり縁を持ちたくない俺だが、「アルトネリコ2」にて実にいい定義を見ることが出来た。
いわく。
「簡単に言えば、やらしい思いの延長線上にある感情かしら?」
「萌えなんて言葉を使う人間は、大概やらしい人なのよ。あなたが可愛いから色んなことをしたいです。そんな思いを、萌え、という言葉に濁してるだけよ。本心丸バレだっていうのに、笑えちゃうわよね」
「萌え萌え言ってるような人は、現実の女の子よりも存在しない女の子が好きなのよ」
アイテム合成のときに表示されるコメントである。そんな本質をあまりにも鋭くえぐるコメントの果てに生まれる品物は、丸い爆弾に「かやくたん」と書かれた学生用旧型水着をかぶせた謎のオブジェ。どうやら本当に爆弾だというが。
アルトネリコ2については以前友達に見せてもらったが、その後アイテムの合成について恐ろしいオブジェが大量に生まれ来るという話を聞き、それをみるためだけにディスクを借り受けクリアデータをパスしてもらった。
そうして今合成結果とそれにいちいちつけられる寸劇を楽しんでいるわけだが、聞きしに勝るとはまさにこのこと、料理といえば気のふれたアイテムしか作られず、武具としてもまともとは思えないものばかりが生み出される。「魅惑の飲み物」というテーマで作らせたら焼き鳥をミキサーでペーストにしたものを提出してきたなど、どこの世界でも考えられる話ではない。
そしてそれに寄せられる、企画提案者のコメント。
「焼き鳥というよりはもう、ただのヘドロにしか見えないわよね」
どうも企画提案者も、ヒロインという立場の料理オンチどもがどんなゲテモノを提出してくるかを楽しみにしている節がある。料理という名目で毒物とか武具が提出される世界だものなあ。敵に投げ込むしか使い道がないものばかりだ。
可笑しいのは、主人公だけが数繰り出されるゲテモノに対してまともな突っ込みを入れること。本編はどうでもいいから、こういうゆがんだ日常をテーマにしてひとつ外伝でも出してもらいたいものだ。
「爆弾の調合に失敗したら、私はどうなるのかしら?」
「そうね。とりあえずあなたは木っ端微塵になるわ」
こういうやり取り、大好きです。
いわく。
「簡単に言えば、やらしい思いの延長線上にある感情かしら?」
「萌えなんて言葉を使う人間は、大概やらしい人なのよ。あなたが可愛いから色んなことをしたいです。そんな思いを、萌え、という言葉に濁してるだけよ。本心丸バレだっていうのに、笑えちゃうわよね」
「萌え萌え言ってるような人は、現実の女の子よりも存在しない女の子が好きなのよ」
アイテム合成のときに表示されるコメントである。そんな本質をあまりにも鋭くえぐるコメントの果てに生まれる品物は、丸い爆弾に「かやくたん」と書かれた学生用旧型水着をかぶせた謎のオブジェ。どうやら本当に爆弾だというが。
アルトネリコ2については以前友達に見せてもらったが、その後アイテムの合成について恐ろしいオブジェが大量に生まれ来るという話を聞き、それをみるためだけにディスクを借り受けクリアデータをパスしてもらった。
そうして今合成結果とそれにいちいちつけられる寸劇を楽しんでいるわけだが、聞きしに勝るとはまさにこのこと、料理といえば気のふれたアイテムしか作られず、武具としてもまともとは思えないものばかりが生み出される。「魅惑の飲み物」というテーマで作らせたら焼き鳥をミキサーでペーストにしたものを提出してきたなど、どこの世界でも考えられる話ではない。
そしてそれに寄せられる、企画提案者のコメント。
「焼き鳥というよりはもう、ただのヘドロにしか見えないわよね」
どうも企画提案者も、ヒロインという立場の料理オンチどもがどんなゲテモノを提出してくるかを楽しみにしている節がある。料理という名目で毒物とか武具が提出される世界だものなあ。敵に投げ込むしか使い道がないものばかりだ。
可笑しいのは、主人公だけが数繰り出されるゲテモノに対してまともな突っ込みを入れること。本編はどうでもいいから、こういうゆがんだ日常をテーマにしてひとつ外伝でも出してもらいたいものだ。
「爆弾の調合に失敗したら、私はどうなるのかしら?」
「そうね。とりあえずあなたは木っ端微塵になるわ」
こういうやり取り、大好きです。